「春韻」1月10日(金)開幕! 作家紹介

2020年、最初の展覧会は春の訪れを待ち望む心境を表した「春韻」展。

本日、1月10日(金)よりスタートいたしました。今回のブログから2週に渡って、展示作家を3名ずつ紹介いたします。

 

「春韻」展は2014年から毎年開催しているシリーズ企画。今年で7回目の開催となります。

平面作品を中心に紹介していた本展ですが、今回は平面作品と立体作品との融合が印象的です。

 

17日間の会期の間、皆様のご来場お待ちしています。(月・火 休廊)

 

▼展覧会風景 ( 一部 )

 

▼作家紹介 ( アルファベット順 )

 

福室みずほ  Fukumuro Mizuho

架菜梨案   Kanaria
小林翼    Kobayashi Tsubasa
 

 

福室みずほ  Fukumuro Mizuho

 

"depth" (2019) 綿布にアクリル、ハトメ  73×73×3cm    ( 右から "depth1" "depth2" )

 

●展示作品についてお聞かせください。また、新たに試みたことや特にこだわった部分があればお聞かせください。

 

被写界深度というカメラ用語があります。ある場所に焦点を合わせたとき鮮明に像を結ぶことができる前後の領域の事で、とらえられる遠近の範囲は深度が「深く」なるほど広くなります。 

下へまたは内へ降りていく深さという言葉を、遠近の領域の表現として使用する事をとても面白いと感じました。

目に見えない場所とすぐ目の前にある存在との深い関係性について考え、描きたいと制作を続けています。

地下深くに流れる水や岩の内部で変質する鉱物のような、遠い見えない場所での営みに強く惹かれ、それらの場所と自分の身体、肋骨や髪や網膜のあいだには一体何が詰まっているのか、「深度」という言葉をヒントにその領域について考え、その距離を圧縮するように描き出そうと模索し制作しました。

 

 

●2020年、年初めの展覧会となりますが、今後の活動の目標や挑戦したいこと、制作の姿勢などをお聞かせください。

 

まずは今年は1月末と6月に個展がひかえているので、それに向けての制作に集中することが1番の目標です。

その後は80号以上の大きい作品に取り組む予定です。

 

 

●全員の作品が展示された空間について感想をお聞かせください。

 

3年連続で春韻に参加させていただいておりますが今年は立体作品も多く、見る人にとって特に色々な作風に触れられる展覧会になっていると思います。

それらは様々な技法によって表現されています。ぜひ作家の在廊するときにお越しいただき、会話をしながら見ていただきたいと思いました。

 

 

福室みずほ  Fukumuro Mizuho

 

略歴


筑波大学芸術専門学群 美術専攻 日本画コース卒業

個展
2003〜05  ARTSPACE Arles(牛久)
2003、05、06  十一月画廊(銀座)
2006  日仏会館(恵比寿)
2008   Gallery Archipelago(茅場町)
2010  ギャラリープラーナ(恵比寿)
2011  art gallery closet(西麻布)
2012  茶茶(狛江)
2014  art gallery closet(西麻布)
2016〜18 KURUMA'rt contemporary (日本橋)

グループ展
2019 「春韻」
   「絵画を考える -音を描く-」 (工房親)
2015 「Storytellers East&West」(工房親)
2004  拡兆する美術TSUKUBA2004(茨城県立つくば美術館/つくば)
                  他展示多数

 

 

架菜梨案   Kanaria

 

(右から順) 

「はっぱ」 21×27×8cm

「おたまじゃくし」3点 20×6×6cm / 24×8×7cm / 23×6×6cm

「鹿」18×33×30cm

「キノコ 」2点 14×8×8cm / 10×7×7cm

「羊に乗った少女」16×21cm

 

上記 2019年制作、セラミック

 

(上) 淡いピンクの花 (2019) セラミック 11×13×4cm

(下) 皿 ケンタウロス (2019) セラミック 18Φ×2cm

 

(左上) チワワの仮面

(右上) 鹿の仮面

(左下) 猫の仮面

(右下) うさぎの仮面

 

*上記4作品 2019年制作、紙に水彩 29.7×21cm / 21×291.7cm

 

 

●展示作品についてお聞かせください。また、新たに試みたことや特にこだわった部分があればお聞かせください。

 

セラミックの作品のみで構成された、硬い素材ではありますがやわらかい空間にしました。

紙にデッサンの作品は、マスクをテーマにして制作したシリーズのうちの4点です。

 

 

●2020年、年初めの展示となりますが、今後の活動の目標や挑戦したいこと、制作の姿勢などをお聞かせください。

 

世界の平和を強く祈ります。

以前よりパリにてお世話になっているセラミストのアトリエにて、陶芸作品の研究、制作に力を入れながら、フランス、日本で予定されている展覧会に向けて平面作品もしっかり取り組みたいです。

 

●全員の作品が展示された空間について感想をお聞かせください。

 

それぞれが違いながらも、全体としてうまくまとまりのある展示空間になったと思います。

 

架菜梨案   Kanaria

 

略歴


2011年多摩美術大学美術学部油画科卒業。
2014年に渡仏し、2017年パリ国立高等美術学校修士課程終了。

2011年福澤一郎賞、2018年Cabane Georgina賞、Maurice Colin-Lefrancq賞受賞。

ZEN FOTO Galleryにて2011年より毎年個展を開催するほか、東京、パリにて精力的にグループ展、公募展などに参加。工房親では、主に「春韻」展でご紹介。2018年〜2019年、パリのアーティストインレジデンス、Cité internationale des Artsに滞在。

2019年 セラミック作品としての活動
(7月)
VALLAURIS 2019 / Biennale International of contemporary ceramic (Musée Magnelli, Vallauris) 

 

 

小林翼    Kobayashi Tsubasa

 

平面作品2点

(上)「星の扉」(下)「八双」

2019年 和紙、顔料、金/シルクスクリーン、截金(きりかね) 20×20cm

協力:平尾杏奈(截金、日本画)

 

立体作品3点

(右)「石の言葉(赤、霰)」5×8×6cm

(中)「石の言葉(白)」6.5×8×7cm

(左)「石の言葉(青)」5×11××5cm

 

上記3点、 2019年、石(伊豆下田市)、金箔

 

●展示作品についてお聞かせください。また、新たに試みたことや特にこだわった部分があればお聞かせください。

 

石に金箔は、新しい試みですが、素材との距離感ややりとりのスタンスは以前の作品から継続しています。素材との協働を目指し、世界の見方の提案を行っています。

金を使用した平面作品は、平尾杏奈さんとのコラボ作品です。作品との距離感がいつもより客観的になれて、良い体験になりました。技術的なコラボですが、作品の質的にも影響があり、悪いアクがぬけて親しみやすい作風に仕上がったかと思います。

 

●2020年、年初めの展示となりますが、今後の活動の目標や挑戦したいこと、制作の姿勢などをお聞かせください。

 

石に金箔という組み合わせは、作っていて面白かったです。このシリーズの作品をもう少し掘り下げていけたらと思います。石拾いにももっと行きたいですね。

 

 

●全員の作品が展示された空間について感想をお聞かせください。

 

新年らしく、明るい気持ちの良い空気が流れているような空間になりました。じっくり落ち着いて鑑賞していただけるかと思います。

 

 

小林翼    Kobayashi Tsubasa

 

略歴

 

1982年 岐阜生まれ
2004年 東京学芸大学教育学部美術卒業
2012年 東京藝術大学美術研究科絵画専攻版画修了
2018年現在  東京藝術大学特任研究員

2010年 第78回日本版画協会版画展<賞候補>
2010年 第35回全国大学版画展<町田市立国際版画美術館収蔵賞> など

・個展
2012年「小林翼」MUSÉE F
・グループ展
2016年「感覚の伝言 vol.3」耀画廊
2016年「全国公募日美展特別展示 2016 現代水墨画作家」国立新美術館
2017年「春韻展」工房親
2019年「春韻展」工房親
                  他展示多数

 

 

展覧会名  春韻 (Shunin)

会期    2020年1月10日(金) - 1月26日(日) 


オープニング ( どなた様でもご参加頂けます。)
1月12日(日) 15:00 - 17:00 

開廊    水 - 日   12:00 - 19:00 
      (日曜は18時まで。展示最終日1/26は17:00まで。)

休廊    月・火 (祝日 1月13日(月) は休廊 )

会場    工房親

      〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 2-21-3

TEL / FAX 03-3449-9271

交通    地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分

      JR山手線「恵比寿駅」西口 徒歩15分 

      渋谷より都バス06 新橋行・赤羽橋行「広尾5丁目」下車 徒歩3分

Website   http://www.kobochika.com


展覧会についてのお問い合わせ info(*)kobochika.com (*)を@に変えてメール送信下さい。


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  • 2020.01.19 Sunday
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