「木になる」展 開催!

女子美術大学ヴィジュアルデザイン専攻・立花文穂ゼミ9期生による卒業制作展「木になる」が本日16時よりスタートした。

 

 

 

 

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同じ時間、空間をすごした
10
にんの展示。


根をはっていた。
ばらばらなまま、同じところへ

枝になってゆく。
同じところから、それぞれの道へ

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総勢10名による展示は、かなり大掛かりなインパクトと勢いに溢れた展示だ。

設営は2日かけて行われ、終始賑やかなムードの中、見事に全ての作品を飾った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

町野あずさ Azusa Machino

 

 

 

「わたしについて」

 

どんな写真を撮っているのか聞かれると、ゴミを撮ってます。と答えます。人をただ単に撮るより、人が一度手放したもの、ゴミの方が人に近い感じがします。

壊れて使えなくなったものだったり、持っていることが嫌なのもとか、自分と無関係にしたいものほど、圧倒的に自分を作っていて、それは汚く思えて美しく見えると思います。 

今回制作したものは、ほんと嫌だし、まじゴミだわ、捨てよ。と何度か思いました。

 

 

 

 

 

中嶋鳳美 Homi Nakajima

 

 

 

「移ろうこと 」

「内」と「外」、「名前」と「私」

 

一人の人を割っていく、輪郭がなくなる、砂のように小さなその粒たちは器を失い外に漏れ出し、どこか知らない誰かの粒と合わさり、小さな石になるのかもしれない。

 

 

 

 

 

砂川咲里 Sunakawa Sari

 

 

 

「痕跡」

 

浜を歩くと靴に砂が入り込み、気持ち悪い。ジャリジャリと私に主張しながら行く手を阻む。家に帰ると足指の間、爪の隙間、洋服についた砂を払い落とす。私が歩いた「痕跡」と砂が歩いた「痕跡」が交わる。痕跡を知ることは自分を知ることだ。

 

 

 

 

 

弘瀬桃子 Momoko Hirose

 

 

 

「人生、おんちょだね〜」

 

意味を探したくても意味がわからない。人生も、おんちょも、自分も。ピンクも水色も黄色も白も黒も、ゆるさも真面目さも、あいだを取るのではなく、真逆(に、みえること)を愛していたい。ひとつになれないなら、ひとつじゃなくていい。もちあわせればいい。なにをやってもいい。迷いながら、間違えながら、ずっと。

 

 

 

 

 

大槻若楓 Kaede Otsuki

 

 

 

「カエディニスト」

 

カエディニストの手記・素描。カエディニストとは大槻若楓というものが形成されるまでの要因のこと。じぶんというものは、たにんと接することで形成されるのです。接したと思うたにんを300人描く。

 

 

 

 

 

山北菜摘 Natsumi Yamakita

 

 

 

「肉の線」

 

私たちは皆人間ですが、一見似た形をしていても、価値観によって人間の見方が異なります。

自分と他人は別物であり、別だと感じられるからこそ理解しようと歩み寄れます。

今回自分の右手の指紋から観察を始め、自分にしかない線に着目し、自分を研究することで、

自分と他人の違い、個々の人間の違いを見つめました。

 

 

 

 

 

阿部和佳奈 Wakana Abe

 

 

 

「うさぎちゃんのお弁当のつくり方」

 

頭の小さいわたしにもわかった。ここに入ってるもの、全部。おかあさんがつくっていたものだ。高校、最後のお弁当までずっと変わらず入っていた。わたしはそれに嬉しくなったり、鬱陶しくなったりもしたけど、飽きることなく、米ひとつ残しませんでした。今度はわたしがお弁当をつくる番です。

 

 

 

 

 

本間あや Aya Honma

 

 

 

「腹八分目の姿勢」

 

自分の下手な部分と向き合うことは難しく恥ずかしい道のりだ。

だが、その道から逃げず藻掻く中で、学ぶ構えが少しずつ生活に表れ、いつしか自分だけでなく周りにも変化が訪れるだろう。

そこで生まれた姿勢は腹八分目の姿勢は、作ってゆく中で分からなくなる自分を否定も肯定もせず、背中を押し前に進ませてくれるのだ。

 

 

 

 

 

渡邉彩乃 Ayano Watanabe

 

 

 

「らせんを歩く」

 

らせんを歩く。覚えて忘れて繰り返し、何度も廻る。停滞。ゆったりとした重さにはまる。視点を変える。横から見ると徐々に上る、限りなく平坦に近い道のり。たくさんの時間をかけて、捲り、巡る。ズレ。

 

 

 

 

 

金秀美 キムスミ Sumi Kim

 

 

 

「あなたへ」

 

彼女の人生は、子供のための人生だった。彼女のことを思うと、自分が子供として当たり前にもらったことがたくさんあった気がする。

私は彼女になりたくない。

あの頃の彼女に今の私ができることは、一杯の水を渡すことだと思った。

 

 

 

 

 

本日17時からはオープニングパーティーが行われ、展示は今日から25日までの3日間開催。

 

パワー溢れる彼女たちの作品は単純に綺麗や可愛い、カッコイイという表現だけでは追いつかない。

そこに見えるテーマ性やそこから広がる自分自身の思想に意識を集中させられる。

 

大変見応えのある展示となっておりますので、みなさま是非ご来場、ご高覧くださいませ。


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  • 2018.11.09 Friday
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  • 17:52
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