春の訪れを感じて

2018年もはや3月に突入した。

 

 

読者からもそんな春のお便りをいただいたので紹介する。

 

 

 

*****

 

低気圧が通り過ぎた関東には、日差しが降り注ぐ。

空気の透明さが久しぶりだ。

 

北海道は猛吹雪、真冬の中に立ちつくす。

 

いまではほとんど忘れられた19世紀末のフランス詩人、ギイ・シャルル・クロオ(Charles Cros)も、上田敏や堀口大学の翻訳詩をとおし、あるいは太宰治が“人間失格”のなかで用いた詩で記憶されるだけか。

そのクロが春の訪れを詩にしていた。

当時は注目された詩人だったに違いない。少しだけ引用しよう。

 

 

 

“春”

 

春がまた帰って来たよ その影を青く描いて。春って何さ?

裸の子だよ 円々ふとつた男の子だよ ―――

 

 

 

日本では明日はひな祭り。春の初めのお祭りを女の子に捧げ喜ぶ。

フランスの詩人は春を、男の子とした。

 

フランス語で四季は全てが男性名詞。春だけが男の子ではない。夏、秋、冬も男の子と読み込むはず。

日本の天気予報では“春ちゃん”と可愛い女の子で表現する。

季節でも国によってその受け入れる感覚が違う。

私は日本人、春は女の子の感覚だ。それでも、クロオの“春って、裸の子だよ 円々ふとつた男の子だよ”にも共感する。

ラファエロが描く、生誕したばかりのキリストと重なるようでもあるから。

 

 

 

*****

 

 

 

とにかく春の訪れは何となく日差しも明るく強くなりウキウキし、嬉しい。(花粉症の人にはつらくもあるが…)

 

4月1日はキリスト今日での復活祭(イースター)を迎える。

別にキリスト信教者でなくても私はイースターが好きだ。

復活祭という名の響きと共に希望の春を感じさせる。

 

ちなみに4月3日は工房親の誕生日で満27となる。

 

 

 

馬場隆子


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  • 2018.11.09 Friday
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  • 18:53
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