「春韻」作家紹介

1月12日からはじまった「春韻」も早いもので明日が最終日となりました。

 

新年のおめでたさや、春を迎える暖かな雰囲気を感じられる本展は好評をいただいております。

 

今回は前回に引き続き、その「春韻」から作家をご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

鈴木敦子

 

 

 

・今回の「春韻」というタイトルのもと、どのような意識で制作をされましたか?

 

春韻展のお話をいただいてから、刺繍と水彩で描いた旧作に加筆してみたいと思い立ちました。何を描いていくのかはっきりと決めずに身体の呼吸のリズムに合わせて、円を描き入れていきました。点を打つ、線を引く、面を塗るといった一つ一つの行為の積み重ねで生まれるかたちの反復のリズムを拾いながら、春を表現しました。

 

 

・全員の作品が展示された空間について感想をお聞かせください。

 

作家の方々の作品から刺激を受けました。それぞれの表現と受け止め方の違いに気づきました。

 

 

・作品についてお聞かせください。

 

作品をいろいろな角度から、近づいたり、離れたりしてご覧いただけたらと思います。春を感じていただけたら幸いです。

 

 

・今回の制作にあたり、新たに試みたことや特にこだわった部分があればお聞かせください。

 

線と面によって春をいかにして表現ができるのか挑戦しました。

新年の始まりを感じさせる旧作2点と新作を合わせて展示させていただきました。

 

 

 

 

 

清田悠紀子

 

 

・今回の「春韻」というタイトルのもと、どのような意識で制作をされましたか?

 

まず「きざし」または「はじまり」をイメージしました。そこから、冬の寒さの中にも、春の兆しを感じられる画面にしたいと思いました。

具体的には、淡い寒色の中に暖色を置くことで「春の兆し」を、のけぞっているポーズによって「視点を変える」というイメージから「何かのはじまり」を想起させるようにしたいと考えました。

 

 

・全員の作品が展示された空間について感想をお聞かせください。

 

素材の使い方、絵具の配色や置き方、そして表現に幅があり、とても興味深く拝見することができました。

作品の響き合いが華やかで、「春韻」というタイトルに相応しい展覧会ではなかろうかと思いました。

 

 

・作品についてお聞かせください。

 

視点を変えて物事を見つめた時、これまで気が付かなかったことを発見することがあります。その発見で世界が広がり、一歩前に進むこともできるかもしれません。何かを掴めそうで掴めないけれども、諦めたくはない。見据える目は、弱々しさの中にある強さを表しています。それは長い冬の間、春を待つかのように。

 

 

・今回の制作にあたり、新たに試みたことや特にこだわった部分があればお聞かせください。

 

近年、幾何学的なかたちとの構成をもとに空間の表現を探っています。また要素を削ぎ落としていくことで、観る側の想像の余地を作りたいと考えています。

今回は、画面全体の明度差を少なくし、淡い色調の画面にしたいと考えました。その上で、人物が浮かび上がるような奥行きが感じられる空間になるように描きました。

 

 

 

 

 

福室みずほ

 

 

・今回の「春韻」というタイトルのもと、どのような意識で制作をされましたか?

 

「春を知らせる様々な音」と解釈し、見えない場所での変化を意識しています。

 

 

・全員の作品が展示された空間について感想をお聞かせください。

 

5人の作家の作品にきちんとした繋がりがあると感じられるような空間だと思います。

色に例えると明るいグレーという印象です。混ざり合ってもそれぞれの色が感じられて、明るい。

 

 

・作品についてお聞かせください。

 

特定のモチーフはありませんがWatershed(分水嶺)というタイトルを付けているように、水の流れるイメージがあります。水そのものよりも、雨が地下深くに染み込み、分かれ、流れる…という水の営み、現象に興味があります。

 

 

・今回の制作にあたり、新たに試みたことや特にこだわった部分があればお聞かせください。

 

空間としての余白の割合を減らしてみました。

 

 

 

 

 

以上、2回に分けて「春韻」の作家インタビューを紹介させていただきました。

 

それぞれのイメージ、テーマを持ちながら独自の色を放ちつつ、それでも1つの空間で綺麗に響き合う作品たちはいつまでも見続けられるような落ち着きを感じさせます。

 

 

春の訪れは工房親から

 

どうぞみなさま最後までお見逃しのないよう、ご来場をお待ちしております。

 

上野さえ加


スポンサーサイト

  • 2018.02.23 Friday
  • -
  • 14:43
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
a
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   
<< February 2018 >>

Recent Posts

links

search this site.

sponsored links

mobile

qrcode

powered

        みんなのブログポータル JUGEM