2つの展示はじまる

工房親は今週から仕事を始めました。

 

しかし溜池山王のフレンチレストランかえりやまでの展示は1月6日からスタしています。

 

、パリで留の架菜梨案さんが自身のアートガイアでの個展と工房親での春韻展もあってをしており、設を行いました。

 

 

 

オーナーシェフのかえりやま氏は長くフランスに滞在していた為、架菜梨案さんと嬉しそうに談笑していました。

 

 

 

 

以下、架菜梨案さんのコメント

 

かえりやまさんで展示のお話をいただいた時、いくつかの作品案が頭に浮かびました。

壁の色が淡いオレンジ、クリム系の色だったので、濃い目の赤などのの具でまれた作品、果物の作品などです。

あまり大きい作品より、店に馴染むようなものにしたかったので小さめの作品を多くし、

動物などの、過去の作品も点合わせて展示しました。

 

かえりやまさんの美味しいフレンチと一しんでいただければ幸いです。

 

架菜梨案

 

 

 

 

 

そして今日からは工房親にて本年の初展覧会「春韻」がスタートです。

 

昨日は参加作家5名全員が出揃い、クボタさん指揮のもと搬入・設営を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日、13日(土)15:00〜18:00には作家在廊でオープニングレセプションを致します。

どなたさまもお気軽にお立ち寄りください。

 

来週19日と26日の2回にわたりオープニングの様子及びインタビューなどをアップしますので引き続き楽しみにご覧頂けたらと思います。

 

本年も工房親らしい企画を考えていきます。

HP、ブログを参照なさり是非、工房親にご来場下さい。

 

馬場隆子


新年のご挨拶 / パリ便り

あけましておめでとうございます。

 

2018年、今年も工房親ならではの企画を立て、みなさまのご来場をお待ちしています。

 

 

馬場隆子

 

クボタタケオ

 

上野さえ加

 

 

本年最初のブログはパリからのお便りです。(昨年・秋に知人の読者からのものです)

 

 

 

*****

 

建築家の肖像

 

セガン島とラ・セーヌ・ミュージカル

 

2017年春に開館したラ・セーヌ・ミュージカルは、パリ郊外のセガン島にある。木造網目構造のコンサート・ホールは、坂茂とジャン・ド・ガティンヌの共同設計。ふっくらとした編籠の丸みをもち、帆のような移動性光源パネルを備える。モデルニズムの先端をいく環境芸術といえる。仏国に於ける日本近代建築は、ル・コルビュジエの弟子坂倉準三によるパリ万博の日本館に始まった。『パリの日本建築展1867-2017』は150年間の日仏建築家交流を溯るー日本の伝統建築とモダニズムの近親性、*『間』の芸術に魅せられた仏知識層、国際設計競技、メディアや建築サイト等。日本文化愛好家シラク・パリ市長以来 丹下健三、黒川紀章、安藤忠雄といった巨匠たちが最初の建造物を実現させ、次世代に道を開いてきた。現在パリ再開発・首都圏拡大計画には多くの日本人建築家の**プロジェクトが進行中である。

 

ジャック・ルメルシエとソルボンヌ礼拝堂1635-1642

 

別に、建築家へ敬意を表明したのが『建築家肖像とクリシェ』展。 階段ピラミッドのイムホテプは例外で、西洋では古代から中世にかけて建築家の肖像は稀である。中世造形芸術の頂点を極めたゴシック建築の石工親方は、単に「bâtisseur建てる人」であった。壮大なサン・ドニ修道院を建てたピエール・ド・モントロイユ。天を仰ぎ瞑想する彼の姿は20世紀の塑像であっても心を打つ。ルネッサンス時代に、フィリベール・ドゥロルムはロワール河流域に優美な城を建て王家の建築総監督に任命された、こうして石工職人は芸術家の地位を獲得する。以来、建築家の姿はメダルや彫刻や絵となり後世に残された。彼らの肖像が豊富な写真や映像となった現在、いにしえの道具−物差しや定規や重りは、デジタル化の波の中に消えんとしている。文明発展のスピードに目が眩む。

 

ガルニエ胸像と設計図1861-1876

 

シャルル・ガルニエはスター並みにもてはやされ、建物に名前を残した建築家である。35歳でオペラ座設計コンクールを勝ちとり、音楽舞踏の殿堂とカジノを同スタイルで建てて旋風を起こした。新オペラ座はナポレオン三世が打ち出したオスマン・パリ大改造計画の一拠点でもあり、銀行家資産家たちの華やかな社交場となる。色黒くサンバラ髪、ぶざまで妙な風体だったという彼は、風刺画にまで描かれ批評家たちの筆を賑わせた。当時の最新技術ナダール写真にも写っている。彼の胸像と金筋の設計図が、ガルニエ劇場側面、かつての皇帝貴族の馬車専用出入口に見られる。胸像は友人カルポーの作である。

 

オペラ座見学へ招く 電光パネル

 

* 「間――日本の時空間」展1978年・監修 磯崎新 

** 安藤忠雄のピノー 美術館、SANAAのサマリテンヌ・デパート、藤本壮介の複合施設「千本の木」、隈研吾のサンドニ・プレイエル駅など12件ばかり。

 

Y

 

*****

 

 

 

この一年もHP、ブログは毎週金曜日にアップ予定していますので是非ご覧ください!

 

馬場隆子

 


2017年最後のブログ「運慶」

今年も大晦日まであと2日となり、1年を振り返ると様々な場所で数々の展覧会が行われた。

 

特に話題の大きかったものの一つに「運慶」展があると思う。

ブログの読者から運慶展の感想が寄せられたので2017年の締めくくりとして紹介する。

 

 

 

*****

 

 

上野で”運慶”特別展を観る 興福寺中金堂再建記念特別展として、“運慶”仏像の全貌を見られる企画展が、昨日から始まった。

運慶という仏師の名前を初めて記憶したのは中学時代。その写実性と精神的な深さによる新たな佛教芸術を作出したと教えられたように思う。 

現存する作品の八割を展示するとの説明なので、この機会を逃すてはない、と出かけた。

仏教関連作品に日ごろから接することもないので、会場に入ると、ただこれがあの著名な作者の作品なのかと、まず観ていた。

出品目録をたどると、仏像展示に多い阿弥陀仏はただ一つのみで、大日如来が多いのに気が付く。これは運慶が生きた時代の反映に他あるまい。

日本彫刻史上で屈指の名匠といわれる定朝が活躍したのが平安中期で、藤原一族や宮廷につかえながら、いわゆるふっくらとした体躯を特徴とする定朝様式を完成させていた。上層階級の阿弥陀仏信仰を受けて作品を作っていた。

 

 

 

運慶が世に出たのは平安の終わりから鎌倉の初期。時代は平家と源氏の乱世で、信仰も密教に傾き、さらに鎌倉仏教の萌芽も出だすころ。蠢く時代に求められるのは、その時代を切り裂く武家社会の要求だったはずだ。

運慶佛で国宝に指定されるのは奈良、円成寺、の“大日如来坐像”であり静岡、願成就院の“毘沙門天立像”、さらには興福寺のインド高僧を写すとされる“菩薩立像二体”が目だつ。これ等作品を集中的に眺めると、そこには運慶が目指した写実性が浮かんでいる。

ただ、インドの高僧とされるにしては、運慶はインド人を観察する機会もなかったのだろう、この仏像二体共にそこにあるのは、日本人あるいは中国人の相貌をした人物像だ。作品の優劣で見ると、“毘沙門立像”が際立っている。張り詰めた相貌には肉体の力強さが溢れ、この仏に願いを唱えた武士たちの心意気を受け止める。

“大日如来坐像”は仏師、運慶が心した密教の中心本尊の姿であり、密教の諸仏、諸菩薩はこの如来から出たとされる説を如何様に解したかという事。となれば彫刻作品として如何様なものかが鑑賞前提となる。

この仏像は運慶20代デビュー作とされるので、運慶のその後の成長を図る基準点となる作品となり、それだけでも国宝に指定される価値はあるのだろう。

一時代前の定朝様式との比較で、運慶を見れば、動きを巧みに表現する能力に優れた仏師だった。同時代の彫刻作品を世界的にさらに探せば、パリのノートルダム教会が建造され、シャルトルの大教会も引き継いで作られる時期だ。これら教会を飾る彫刻を思い出しても、そこには運慶ほどリアリズムに富む作品はない。それらは後のルネッサンス時代を待つことになる。

それだけでも運慶は世界的にも極めて優れた革新性に富む彫刻家だったと、日本の誇りになる人物とこの特別展は告げている。その後の日本彫刻が勢いを失い、停滞するのは仏教が停滞することの反映だ。さらには宗教から離れて彫刻を作る方向に向かわなかった日本がある。

運慶が開いた道を継承し、さらなる進路へと向かわなかった日本芸術のひ弱い精神も惜しまれる。この天才、運慶は多くの事を教えてくれる。仏教史に造詣の深い諸兄には見逃せない展覧会だ。

 

G.B

 

*****

 

 

 

2017年も工房親の企画に関わってくださった全ての方々に心からのお礼を申し上げます。

また画廊外でのLOOPの展示や全音さんでの展示、かえりやまでの展示、その他で多くの方に今年もお世話になりました。

そして身近にいて常に私を支えてくださった方々に感謝!

 

どうぞみなさま良い御年をお迎えください。

 

馬場隆子


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