"Kontrapunkt" 閉幕まで、あと8日

最近、チカの創立年を改めて考えた。

私は今まで、たいてい初めてチカの企画展覧会をした1991年4月3日としてきた。

しかし、工房チカの会社登記は1990年なので、この場を借りて、訂正させて頂きたい。

 

30年何もわからない、経験のない私をたくさんの方々が、チカをサポートして私やチカを成長させて頂きました。

 

今開催中のコントラプンクト展は、30年目の記念と感謝を込めています。

 

2人の作家のクボタさん、日下さんはチカを通じて30年近く互いの作品を理解してきた。

 

このコントラプンクトは、文学の連作や連歌とも違う。

又、いわゆる合作やコラボレーション制作とも、少し異なる。

 

2人が、互いの作品を理解して、リスペクトすることで成立している。

2人で共同に作業したり、細かい打ち合わせなどは、ほとんどしなかった。

 

ある種のアウンの感覚だったり、インプロヴィゼーションの作業だった。

 

最近の現代アートは、社会や政治的なメッセージを込めて、社会に問題提起を促し意識改革を誘うようなテーマを持つものが、話題となり注目されている。

 

しかし、コントラプンクトはそのような訴えかけは強くないので、少々もの足りないと、感じる方もあるかもしれない。

 

しかし、是非ご来場頂き、静かにじっくり観て頂きたい。

 

平成にスタートして、今、令和になり、工房チカは新たに、じっくりと歩みを進め続けたい。

 

馬場隆子

 

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Kontrapunkt

 

会期

2019年10月18日(金) - 11月16日(土) 

 

展示詳細ページ

https://www.kobochika.com/homepage/html/exhibition_20191018.html


開廊

水 - 日   12:00 - 19:00
(日曜は18時まで。展示最終日は17:00まで。)

 

休廊

月・火・11/6

 

会場

工房親

〒150-0013 

東京都渋谷区恵比寿 2-21-3

 

交通

地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分

JR山手線「恵比寿駅」西口 徒歩15分 


今回の展示“Kontrapunkt”について

開催中の "Kontrapunkt"について、先週から作家コメントを紹介しています。(先週 クボタタケオ)

 

今回は、日下芝(クサカレイシ)さんによるコメントです。

 

本展ではクボタタケオさんとのコラボレーション作品 ”Kontrapunkt” が6作品ありますが、日下芝さんはどのような心境で取り組まれていたのでしょうか?

 

展覧会は、あっという間に折り返しとなりました。11月16日(土)までみなさんのご来場お待ちしております。

 

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 学生時代を含め30年くらい描く作業をしていますが、初めて人の作品の上に絵を描きました。コンセプト"Kontrapunkt"については、私自身音楽に深く関わりがあるわけでもなく、対位法の意味を本当に理解でいているかどうかは怪しいのですが、そこは長年工房親でアートディレクターをつとめているクボタさんに委ね、私の出来ることをしました。作家同士のコラボレーションは、近年ではわりとよく見かけられるますが、まさか自分が関わる事になるとは予想もしていませんでした。しかも写真の上となると正直大変で...このお話をいただいたときは、なんだか分からない自身はありましたが、しかし作品が送られてきて制作に取り掛かると、なかなか手がつけられず、しばらくは眺めること数日、結局搬入ぎりぎりまで仕事をしていました。何が一番つまずいたかといいますと、失敗できない、一発で仕上げるライブ感覚みたいなものが要求されていまして、作品にメディアを定着する段取りが、えらく時間がかかりました。また、下地となるクボタさんの作品を覆うことが多くなるイメージを多様していたせいか、なんとなく一つの作業ごとにクボタさんの顔が頭に浮かんできてプレッシャーをかけられていたような気がします。

 

 今回の展示の搬入時に驚かされたことがあります。作品の一部となる支持体はいつも私が使用している、パネルではなく1/4薄い4mmのMDFボードに綿布を定着してクボタさんの用意した額に入れ、作品の一部とする。額のセッティングは搬入時に入れることとなり、いざ、クボタさんの用意した黒い額に入れてみると額の色が強すぎて、白い作品と黒い額で、死をイメージさせるようなこととなり、これはまずいのではないかと失敗を連想させましたが、しかし、展示作業が始まり、ここからがクボタマジックで、作業が終えた時にはその失敗の不安感が払拭されていました。なんとも見事なものでした。私とコラボレーションするにあたり、だいたいの構想は出来上がっていたのでしょうか。うまい具合に展示作業でクボタさんのフォーマットの中に組み込んたいただいた感じでした。また、クボタさんが用意した作品は何か無機質に見える作品もあるのですが、その背景には必ず人の存在が伺えるもので、私の作品とは対照的に生命を作品の裏側に感じるものでした。まさに、今回のコンセプト"Kontrapunkt"というところでしょうか。

 

 制作を生業にすることを考え始めた時から、自分の奥底にあるエゴの塊をどれだけよく人に伝えられるか。どれだけ自分と向き合うかが仕事で、いままで人とのコラボレーションの選択はまったくありませんでした。20年以上お付き合いさせていただいているクボタさんなら一緒に仕事をしても良いのかしれないと、なんとなく思い二人展を受けさせていただきました。人の価値の中に身を委ねることは私の制作スタイルとしては、なるだけ避けたいのですが、今回、思いのほか収穫がありました。得られたものも大きかったです。

 

 制作の感想とは離れますが、小学校4年生頃に各クラスから数人選出して絵を主体に標語をつくる作業がありまして、現在漫画家で活躍している高橋しん君の描いた絵の上に私が絵を描きたしたことがあるのですが、ものすごい剣幕で怒られたことを思いだしました。⤵

 

(日下芝)

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Kontrapunkt

 

会期

2019年10月18日(金) - 11月16日(土) 

 

展示詳細ページ

https://www.kobochika.com/homepage/html/exhibition_20191018.html


開廊

水 - 日   12:00 - 19:00
(日曜は18時まで。展示最終日は17:00まで。)

 

休廊

月・火・11/6

 

会場

工房親

〒150-0013 

東京都渋谷区恵比寿 2-21-3

 

交通

地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分

JR山手線「恵比寿駅」西口 徒歩15分 


Kontrapunkt プラン

開催中の "Kontrapunkt"について、今週から2週に渡って作家コメントを紹介いたします。

 

今回は、クボタタケオさんによるコメントです。本展は、初の試みとして作家2人によるコラボレーション作品を6点展示。

展覧会までのやり取りはいかなるものだったのでしょうか?また、クボタさんの今回の仕事のエスキースも本ブログでご覧いただけます。

 

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前々から念願にしていた日下芝くんとのコラボが実現した。

 

彼の抽象画というよりも四角や円の具体性と僕の写真を対比させての空間創りだ。写真も即物的なものから抽象性を意識したイメージのものまで巾を持たせた。

 

全く違う両者のイメージを並べただけでは無く、その必然性を見せる必要があった。

 

そこで考えたのが、作品のサイズの統一とフレームの使用だ。一体感を持たせるためのベーシックな仕立だ。

作品は 400×400 mmと400×500 mmの2サイズ。

400×400 mmはそれぞれの単独制作、400×500 mmはそれぞれが制作したものを相手に渡し、その上にペイント等をする合作だ。事前にどのようなイメージかの連絡はしない。

 

フレームはシンプルなアルミのブラック。400×400 mm2点と400×500 mm1点の組作品が6組あり、それを注意深く観てもらえれば、この展覧会の意図を読み取り、楽しんでもらえると思う。

 

クボタは日下くんのイメージを意識し、それらに呼応するべくその図形シリーズであるkatachiをいろいろと試行錯誤した。

そして今回のkatachi「Construction」を生み出した。その過程での作品を数点公開する。

 

 

 

 

 

これら(~)の試作のイメージを様々に変化させての「Construction」

当然、写真の特性の光を加味してある。

 

 

いずれにしろ、音楽の対位法のごとく、それぞれの旋律(イメージ)がうまく絡み合い心地良い空間を創り上げることが出来た。

 

立案時から、2人のイメージが良い響きを生む予感があった。

 

クボタタケオ

 

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Kontrapunkt

 

会期

2019年10月18日(金) - 11月16日(土) 

 

展示詳細ページ

https://www.kobochika.com/homepage/html/exhibition_20191018.html


開廊

水 - 日   12:00 - 19:00
(日曜は18時まで。展示最終日は17:00まで。)

 

休廊

月・火・11/6

 

会場

工房親

〒150-0013 

東京都渋谷区恵比寿 2-21-3

 

交通

地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分

JR山手線「恵比寿駅」西口 徒歩15分 


Kontrapunkt 開幕 10月18日(金)

 

 このたび、工房親(東京・恵比寿)にて、「Kontrapunkt」(コントラプンクト)を10月18日(金)から11月16日(土)まで開催いたします。芸術の秋にふさわしい美術と音楽を融合させた企画展「Kontrapunkt」(コントラプンクト)。

 

今回は展覧会のお知らせと、インストール風景をご紹介いたします。会期初日10月18日(金) 6pm-8pmには、オープニングレセプションを開催します。どなたでも、ご自由にご参加いただけますので、ブログをお読みのみなさまもお気軽にご来場ください!

 

・タイトル「Kontrapunkt」とは?

音楽の作曲技法の1つ。“独立性の強い複数の旋律を調和させて楽曲を構成する作曲技法。" ( 「三省堂 大辞林 第三版」より )

 

本企画展は、写真を中心に活躍しているクボタタケオと、平面作品と立体作品を中心に制作している日下芝(クサカ レイシ)の2人が1つのユニットとして組んで行う展覧会です。2人の作家に共通しているのは、あくなき美への挑戦であろう。「彼らが1つになって美を追いかける」という対位法(Kontrapunkt)はいかなる旋律となるのか?

 

深まりゆく秋の中、音楽と美術の互いの領域を越えながら、芸術とは何か?など改めて考えるきっかけに本展を是非ご覧頂きたい。

 

以下は本展に対する作家コメントである。


<作家>
日下芝(クサカ レイシ)・クボタタケオ

 

この展示は2人の異なる作家の作品世界を、音楽理論の対位法に当てはめる様に展開します。
ある点では調和を示し、別な点ではそれぞれを際立たせて表現に変化と深みを与えます。
日下芝の求道的作品世界とクボタタケオのアドリブを入れながらの自由な作品世界が絡み合います。
日下の静寂さとクボタの命への畏敬と構成への執着のコントラストも見せます。
また、それぞれの作品と合作の部分との調和を築きます。
果たして、どんな世界が奏でられるか………実のところ未知の展開となります。

 

 

<インストール風景>

 

まずは、お互いの作品を並べる

▲日下芝 作品

 

▲クボタタケオ作品

 

今回は、2人で制作した作品「Kontrapunkt」を展示するため、どの作品を組み合わせるか、どのように見せるかに時間を割きました。といっても、お互いイメージしていた展示があったようで、あっという間に釘打ちへの作業へ。

 

 

 

 

一通り展示をし終わって、会場を眺めるお二人。

 

 

最後に2人での合作「Kontrapunkt」の前で固い握手。

2人それぞれの旋律が、調和し、1つの演奏が出来た瞬間のようです。

 

▲(左)クボタタケオ (右)日下芝

 

馬場隆子

深川伶華

 

Kontrapunkt

 

会期

2019年10月18日(金) - 11月16日(土) 

 

展示詳細ページ

https://www.kobochika.com/homepage/html/exhibition_20191018.html

 

オープニング ( どなた様でもご参加頂けます。)
10月18日(金) 18 - 20 


開廊

水 - 日   12:00 - 19:00
(日曜は18時まで。展示最終日は17:00まで。)

 

休廊

月・火・11/6

 

会場

工房親

〒150-0013 

東京都渋谷区恵比寿 2-21-3

 

交通

地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分

JR山手線「恵比寿駅」西口 徒歩15分 

渋谷より都バス06 新橋行・赤羽橋行「広尾5丁目」下車 徒歩3分

 

 

 

 


LOOP Art Hospitality 2019

工房親では、ボランティア活動「LOOP Art Hospitality」を2011年にスタート。

 

 

LOOP Art Hospitality (以下 LOOP) は医療・福祉の現場にアート作品を展示することで、来院者の方々にやすらぎを感じていただくと同時に、病院・施設内の従事者間で思いやりのある繊細なコミュニケーションが生まれる雰囲気をつくることを目的としています。


アーティスト・病院・ギャラリー・コラボレーターの輪によって、事前にニーズや課題をヒアリングしたうえで、それぞれの現状に相応しいコンテンポラリー・アートの作品をお届けすることでアートがもつ癒し(ケア)を生かしたHospitalityをお届けいたします。

 

LOOPの活動詳細は工房親websiteをご覧ください。

 

▼LOOP Art Hospitality 

https://www.kobochika.com/homepage/html/loop.html

 

今回は現在開催中(10/1〜12/29)でLOOPに参加下さっている「ふるたクリニック」で、LOOPの活動に参加下さっている作家の鈴木敦子さんの展示について紹介いたします。

 

 

古田クリニックはずっと展示にご協力くださっていて

LOOPは単にアート作品を展示するのみでなく、鑑賞者とインタラクティブに交流も目指しています。

 

鈴木敦子さんはLOOP展に何度も展示下さっている作家の1人で直接作品に触れる作品を展示することもあります。

 

▼LOOP展昨年2018年に展示した触れて楽しむ作品「まる・さんかく・しかく」

 

 

今回の展示では直接、作品に手で触れる事は出来ないながらも、ダンボールの作品6点は水の流れを目で追っていけたり、作品のキラキラしたラメの線を追うとその流れがわかる。

 

▲「The water」シリーズ6点
 

今回の展示についての作家 鈴木敦子さんのコメントを紹介いたします。

 

 作品は自然を題材にしています。

これからの季節に合わせて、手仕事のあたたかさを感じる作品を選びました。

制作を通して絵を描くこと、ものを創造することの楽しさを日々、感じています。

ご覧いただきお楽しみいただけたら嬉しいです。

                                

 

「ふるたクリニック」では、作品を観に来たと受付で話すと、どなたでも展示を観られます。

12/29まで。是非、ご覧ください。

 

▼ふるたクリニック

〒215-0011
神奈川県川崎市麻生区百合丘1-19-2司生堂ビル1F
044-959-5116

 

https://www.furuta-clinic.jp/access.html

 

小田急小田原線 百合ヶ丘駅 南口より徒歩2分


 

LOOPの活動についてご興味のある方や、アートと医療について考えること等、ご意見その他お気軽にご連絡くださいませ。

お問合せ先〉〉〉 info(*)kobochika.com  ※ (*)を@に変更下さい。

 

 

次回のブログは、10月18日(金)から開催する企画展「Kontrapunkt」についてです。

オープニングは10月18日(金)18:00−20:00。ブログをご覧のみなさまもお気軽にお立ち寄りください!

 

▼企画展「Kontrapunkt」展示詳細ページ

https://www.kobochika.com/homepage/html/exhibition_20191018.html

 

 

馬場隆子

深川伶華


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